ぎおん柏崎祭り大花火大会について

エコシス新潟

今年の7月、約2年ぶりにぎおん柏崎祭りの大花火大会に行って来ました。今年は前に見に行った時とは違い、雲一つなくとても綺麗で空と海両方に映る鮮やかな花火たちを見る事ができ、さすがは越後三大花火のうちの一角で、「海の柏崎」と呼ばれているだけのことはあるととても感動しました。

ぎおんまつり(祇園祭)は、もともとは疫病や災難を除くために行われていた行事で、7月7日から14日に京都の八坂神社の流れをくむ柏崎市西本町の八坂神社が行っていた祭礼です。当時は、疫病が流行する度に、御輿(みこし)と奉納花火が打ち上げられおり、花火大会は仕掛花火やナイヤガラ花火に挑戦し規模を拡大してきました。

平成10年には花火打ち上げ業者の変更があり、ワイドスターマインや尺玉300発など新趣向も取り入れ開催されております。中でも評判なのが「10号玉(尺玉)ワイド100発打ち」です。

誰の目にも印象深く映る花火は、「ベスビアス大海中空スターマイン」と上記にも記載してある「尺玉100発一斉打ち」と「尺玉300連発」の3つではないでしょうか。まず、「ベスビアス大海中空スターマイン」ですが、「ベスビアス」とは花火の大きさや規模を表す言葉だと聞いた事がありましたが、まさにその通りで広範囲にわたって大小さまざまで色とりどりの花火が打ち上げられていました。以前に観覧した時は雲に覆われてしまい、その全容を見る事は出来ませんでしたが、今回はその全容もくっきりと見え、空・海両方に映る花火はとても華やかで迫力もあり大変感動しました。

次に「尺玉100発一斉打ち」ですが、約1500mの幅に尺玉100発同時に打ち上げていました。以前観覧に行ったときは、打ち上げ場所から遠い所から見たので全くわかりませんでしたが、いざ近間から見てみると打ち上がった時の地鳴りの様な音と揺れに驚き、上を見上げてみれば迫力満点の花火たちがいてとても感動しました。次に「尺玉300連発」ですが、最初はスターマインから始まり、徐々に花火の大きさと形のバリエーションも増えていき、最後の最後に一斉に開くと同時に物凄い爆音が響き渡りその迫力と凄まじさにとても驚き感動しました。

「海の柏崎」「川の長岡」「山の片貝」と越後三大花火大会がありますが、一度は各花火大会を観覧して欲しいと思います。

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