ゴミを一番出している国は日本

エコシス

ゴミを一番出している国

1位:日本(1800)

2位:アメリカ(160)

3位:フランス(100)

4位:ドイツ(50)

5位:スウェーデン(20)
上記は世界の国内焼却炉数トップ5を表したものです。桁数1つ飛び抜けて、ダントツで日本が1位なのです。これ程多くのゴミを出し燃やしている国は他にありません。狭い国土にもかかわらず毎日多くのゴミを出しているゴミ大国なのです。世界中の焼却炉の約8割がこの狭い日本に集中していることに大変驚かされます。

ゴミ焼却量は、ヨーロッパの環境先進国の10倍以上にもなり、ダイオキシン排出量も残念ながら世界一です。環境省の調べによると、1年間で出る産業廃棄物の量は、年間で東京ドーム約1,000杯に相当するとあります。

以前、テレビで池袋にある焼却施設をタレントが工場見学をしながら、そこで働く職員と雑談するという番組をたまたま拝見しました。そこで話題として出てきたのが大量のゴミ問題もさることながら、分別の徹底でした。

それは、展示物としてあえて見せているものでしたが、鉄くずの塊でした。まさに“塵も積もれば山となる”が当てはまる物でした。
その塊のほとんどが、焼却炉の底に溜まった針金・ホチキスの芯などで形成されていたのです。そのタレントも食い入るように眺め、ため息交じりに「・・・ちゃんとしよう!」と訴えかけていました。
燃え残ってしまった鉄くずなどを除去するのに2週間機械を止め作業にあたったと話していた職員がいました。これにも大変驚き、タレントも言葉が出ない様子でした。

エコシス埼玉の施設は中間処理場です。毎日沢山の廃棄物が入ってきます。
現場で働いている方達の大変さを改めて感じたとともに、ゴミ問題について考え直すいい機会になりました。

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