携帯電話はお宝!?

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携帯電話はお宝!?

現在、小学生にまでも需要が広がっている携帯電話。現在の世界の携帯電話市場はスマートフォン、ガラケー合わせておよそ19億台。機能向上などにより買換え需要が1~2年という、他の家電などでは考えられないペースで発生します。

Q: 買い替えの際廃棄された(機種変更など、使わなくなった)携帯電話はどうなるのか?

A: ほとんどは不燃ゴミとして捨てられてしまう。毎年数億台にものぼる携帯電話の廃棄は、当然環境に悪影響を及ぼします。

しかし、そんな廃棄されるはずの携帯電話を大量に回収し、解体処理の機械で金属部分とプラスチック部分に分ける。
次に、残った金属部品ですが、これが一番重要。
いろいろな電子部品が付いた基盤を溶解し、各金属を分離していきます。そしてその中からある金属だけを取り出します。

それは・・・金・銀・銅・パラジウム・コバルトなどの各種レアメタル

携帯電話の中のいろいろな半導体部品には、目に見えないくらいの微量の金を使っているのです。ですから、部品ごとに溶かしてこれ(レアメタル)を取り出していたということです。
また再利用した金属はその国で生産したことになるため、日本は鉱物資源がほとんどないにもかかわらず、世界でもトップクラスの金生産国になっているのです。
大量の廃棄物も見方や考え方を変えると、「ゴミも積もれば、金になる」ということです。

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメダル

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメダルはこうした資源から作ることが決まりました。
2月から東京都が先駆けて小型電子機器の回収を始めました。携帯電話の他にデジカメ、電卓等も含まれます。詳しくはWEBで!

エコシス埼玉にも毎日こうした電子機器が廃棄物として入ってきていることでしょう。
的確な分別を行い、正確な場所へ回せば、オリンピックという華やかな大舞台を盛り上げる一員になれるのです。

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